Viva Guadalajara!!!

¡Hola!

 

ついにグアダラハラでの生活も最後の日となりました。

友達も多くできいろんな人にお世話になって、とても居心地の良い街だったので、この後街を変えてもたまには来たくなると思います。笑

 

そんなグアダラハラとその周辺の市の観光名所を、日本の観光雑誌に載っていないところメインに紹介したいと思います。

 

 

グアダラハラでの観光名所はCentroに集中しており、あとは日帰りで行くことのできる周辺の市になると思います。

 

グアダラハラでの観光の中心はCatedral(カテドラル)になります。

①Catedral(カテドラル)

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1561年の着工から完成までに約60年の歳月を費やし、植民地予算の3分の1が使われたと言われています。

現在はMetroの建設工事をしているので写真を撮ると機械が入ってくるのが残念。

カテドラルの東西南北は広場になっており、市民の憩いの場になっております。

広場ではWi-Fiの使えるので便利です!

教会内部はこんな感じです。

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南側にあるPlaza de armasからみたカテドラル

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②Palacio de gobierno del estado de Jalisco(ハリスコ州庁舎)

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カテドラルの南側、Plaza de armasの隣にあるのがハリスコ州庁舎です。

入場は無料で毎日入れるんですが、目の前でデモをやっていて入れない日もあります。

17世紀から使われている庁舎ですが、現在メインに使われているのは別の場所です。

一階にはグアダラハラのちょっとした資料館があります。

1810年にメキシコの独立指導者であるミゲル・イダルゴは、独立戦争中にグアダラハラに進軍してここに新政府を設置しました。そして、ここでイダルゴが奴隷解放宣言をしました。また、メキシコ史上唯一の先住民大統領であったJuárez(フアレス)が暗殺されそうになった場所としても有名です。

 

そして州庁舎内には巨匠Orozco(オロスコ)による天井画が残されています。

一階から二階に上がる階段の天井に描かれた『立ち上がる僧侶イダルゴ』

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二階の会議室にある奴隷解放宣言をするイダルゴと鎖を引きちぎる奴隷の画と、フアレス元大統領の画。

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③Teatro Degollado(デゴジャド劇場)

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カテドラルの西にあるPlaza de la Liberación(リベラシオン広場)を挟んだところにある劇場です。

演劇やコンサートなどがよく催されいます。

演劇などを見なくても昼過ぎに行くと中を見ることができます。

 

デゴジャド劇場の内部

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Plaza de la Liberaciónにあるイダルゴの像

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④Museo Regional de Guadalajara(グアダラハラ地方博物館)

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リベラシオン広場の北側にある博物館です。

マンモスなどの化石の展示からハリスコ州の先住民文化の展示、植民地時代前後の歴史の展示、そして宗教美術まで多岐にわたる展示物が置かれています。

特に、先住民文化の展示は多くの出土品が置かれいて面白いです。

修道院跡を改築した博物館のため、建物自体にも趣があります。

 

 そして、デゴジャゴ劇場から東に歩いて行くといろんなモニュメントがあります。

ハリスコ州のシンボルであるライオン

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4人の子どもの像

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なんか知らんけどモニュメント
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そして10分くらい歩いて見えてくるのが、
⑤Hospicio Cabañas(オスピシオ・カバーニャス
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オスピシオ・カバーニャスは18世紀に孤児院と病院の複合施設として建てられた建物です。
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お年寄りや病気の人が生活しやすいようにと、一階だけしかない造りになっています。
この当時からバリアフリーを意識していたんですね。
20世紀までは当初の機能を果たしていたんですが、現在はその役目を終えて文化センターとしての役割を担っています。
中にはグアダラハラ出身の画家やオロスコの絵が展示されています。
中央のチャペル内にはオロスコによって描かれた壁画や天井があります。

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スペインによる征服の過程や、孤児院の様子が描かれています。
中でも圧巻なのは、チャペルの頭頂部に描かれている「炎の人」です。
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この作品はオロスコの最高傑作とも言われています。
見る角度によって見え方が変わるのもこの天井画の特徴です。
火曜日だけは入場料がタダなので、そこが狙い目です。
 
⑥Mercado Libertad(リベルタ市場 別名:San Juan de Dios)

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そしてオスピシオ・カバーニャスの南側には「テキーラ」の記事で紹介をしたリベルタ市場があります。リベルタ市場については以前書いたので、ここでは省略します。
ちなみにリベルタ市場の奥の方にも主に生活雑貨を置いた店が多くある通りがあるんですが、Centroと比べると治安が悪いので注意が必要です。
 
 
これらが雑誌によく掲載される主な観光名所でしょうか。
ここからは地球の歩き方に載っていないけど行って良かったところを紹介します!
⑦Templo Expiatorio 
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カテドラルから西に15分くらい歩いたところにあります。
中のステンドグラスが綺麗です。

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⑧Museo de las artes Universidad de Guadalajara 
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グアダラハラ大学の美術館です。
期間限定でいろんな展示会をしています。
僕が行った時はリベラやピカソなどの作品を無料で見れました。
一階の講堂には、これまたオロスコの作品があります。

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⑨Biblioteca Iberoamericana Octavio Paz
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セントロにある図書館です。
あまり大きくないですが、中南米独特の造りをしています。
週末は目の前の広場でイベントをよくしてるのでうるさい、、、笑
 
Dos templos (ドス・テンプロス)
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Parroquia de Nuestra de AranzazúとTemplo de San Franciscoという二つの教会が並んでいるので、ドス・テンプロスと言われいます。
観光地というかカミオンのバス停がたくさんあります。
待ち合わせに使っている人が多いですね。
 
⑪Templo de San José de Gracia
カテドラルから北へ5分ほど歩いたところにある教会です。
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中の水色の壁がきれいです。
 
⑫Santuario de Nuestra Señora de Guadalupe 
カテドラルから北へ10分ほど歩いたところにある教会です。
昔のセントロのような場所だったらしく、前の広場は病院の代わりにもなっていたそうです。
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 中はこんな感じです。
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⑬Museo Panteón Belén(ベレン墓地) 

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ここは時間があったら是非行って欲しいところです!
初めて強調を使いましたが、それくらい面白かったです。
セントロから北へ20分くらい歩いたところにあります。
19世紀に作られた墓地で、有名な政治家や教育者、芸術家、科学者、文学者などが埋葬されています。
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回廊の壁にも棺が並んでいます。
またドラキュラ伝説のある木など、多くの伝説が残っているところでもあります。
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中には石が崩れて埋葬されている骨が見えるところもありました。
中に入るには決められた時間のツアーに参加するしかありません。
(10時、11時、13時、14時、20時半にツアーが開始します)
夜にいくとライトアップされていてきれいだそうですが、ちょっと怖そうですね笑
ツアーはスペイン語しかありませんが、雰囲気だけで充分堪能できました!
地球の歩き方に投稿しようかな、、、)
 
⑭Templo de Nuestra Señora del Rosario
ベレン墓地から東へ5分ほど歩いたところにあります。

建てられたのは1906年と比較的新しく、新ゴシック建築をつかった独特な造りをしています。また高さは50メートルもあります。

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 ステンドグラスがきれいですね。f:id:motoshi800:20160630145324j:plain
 
まだまだ紹介したいところもあるんですが、あとは写真だけで紹介!
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グアダラハラの玄関口です。 
 
凱旋門みたいなやつ
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次はグアダラハラ周辺の観光地を紹介します!
①Tlaquepaque(トラケパケ)
グアダラハラの東から南隣りにある市です。セントロからバスで約40分くらいで行くことができます。タクシーだと20分くらいかな。
リタイヤした人たちが老後に住む場所でもあり、落ち着いたのどかな街といった感じです。

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 街の通りにはモニュメントが多くあり、また多くの民芸品も置いてあります。

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②Tonala(トナラ)

トラケパケの東側にあるのがトナラという街です。

トナラは美しい陶磁器の街として知られています。

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伝統的な形と独特な模様が特徴です。

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工房やお店が並んでいる場所以外は治安はあまり良くないので、

行くときには気を付ける必要があります。

セントロからバスで約1時間ほどで行けます。

 

③Zapopan(サポパン)

 グアダラハラに北から西を覆いかぶさるようにあるのがサポパン市です。

そして、サポパンの中心にあるのが、

Basílica de Nuestra Señora de Zapopanです。

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1690年に着工が始まり、1730年に完成したこの教会は、メキシコに29しかないバシリカ(教皇から特権を受けたカトリック教の聖堂)です。

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毎年10月12日にはメキシコ各地から100万人近いカトリック信者が巡礼に訪れる、メキシコでも重要な巡礼地になっています。

 

ここまで観光地を紹介しましたが、

グアダラハラにはメキシコ特有のスポーツや文化もあります。

①Charreada(チャレアーダ)

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メキシコ版ロデオと言いましょうか。
ロデオというのを見たことないので形容し難いんですが、、、
メキシコの伝統的なスポーツの1つです。生きた歴史とも言われます。
内容は、僕が見に行った時は3チームに分かれて、
チキンレースや走ってくる牛に縄を投げてこかすことができるか、また場内に放たれた暴れ牛や暴れ馬をこれまた縄で捕まえることができるかなどがありました。
一度は見ておく価値があると思います!
見に来ている人もカウボーイみたいな格好している人が多かったです!
日時: 毎週日曜日 12時から
(3時半くらいで一旦1時間の休憩するからと言われて帰ったので、何時までかわかりません)
費用: 50ペソ
場所: CAMPO CHARRO JALISCO
 
子どものチャロもいました。
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②Lucha Libre(ルチャリブレ
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ルチャリブレはメキシコ版プロレスです。
毎週火曜日と日曜日の夜8時半くらいから11時くらいまであります。
日曜日の方は家族連れ向けの内容になっているので、本格的なのを見たかったら火曜日をお勧めします!
最初の方は若手?の人がやるので、大根役者感が拭えません笑
終盤になるに連れて有名ルチャドールが出てくるので、会場のボルテージもどんどん上がっていきます!
ルチャドールルチャリブレの選手)には日本人もいました。また、ゲイの選手もいて観客を楽しませていました!
そして場内では汚い言葉が飛び交っています。笑
観客が観客に対して汚い言葉のチャントをするというのも、メキシコならではな気がします。
ルチャリブレ会場があるとこはあまり治安が良くなく、夜も非常に遅いので充分注意が必要です!
RED PUBというBarでは店から会場までの送迎をするツアーがあるので安心です!
BarからUberなどで帰れば良いですからね!
 
③Mariachi(マリアッチ)
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マリアッチとはメキシコを代表する楽団の形式です。そして、マリアッチの発祥の地がグアダラハラのあるハリスコ州だと言われています。
ビウエロ、ギター、バイオリン、トランペットが主な楽器です。
メキシコでは、Fiesta(フィエスタ)といわれるパーティーなんかの時に演奏されたりします。
グアダラハラではレストランなどに行くとマリアッチが来て、演奏するところもあります。
 
あとグアダラハラのディープなところまで知りたければ、
Tianguis(ティアンギス)がオススメです!
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ティアンギスとは青空市場のことです。
毎日どこかで道を封鎖して開催されています。
場所によっても異なりますが、食料品から生活雑貨、衣類、電化製品までいろいろな物が売ってあります。
中でも毎週日曜日にグアダラハラ北部で開催されるTianguis Baratillo はグアダラハラ最大のティアンギスです。
丸一日かけないと全部いけない思います。
家畜まで売っています。
また、旅行者などから盗んだ物も売っています。
日本語の電子辞書が置いてあったこともあるそうで、、、
メルカドで模造品を買うよりもこっちの方が本物のブランド物が買えるんちゃうかとも思います。笑
 
メキシコでは模造品や海賊版が日常的に売買されています。
子ども達はゲームは20ペソ(約120円)くらい、DVDは5ペソ(約30円)ほどで手に入るものだと思っています。
プレイステーション2が発売された時は、メキシコでの発売前にすでに海賊版が出回っていたので、全然売れなかったとの話も聞きました。
日本では絶対にありえない話ですよね?
このような日本ではありえないことが、海外では常識なことが時々あります。

日本的な考え方が世界では通用しないと感じたとき、

もっといろんなことを知りたいという知識欲が湧いてきます。

メキシコはそういう事がよくあるので、とても面白い国だと感じます。

 

まだまだ食事の事とか、グアダラハラのことで書きたいこともあるのですが、

またグアナファトに移動した後とかにでも書こうと思います。

でも、その前にまず一か月ほど南米に行ってきます!

次回からは、南米大陸周遊記に名前を変えて更新していきたいと思います!

 
それでは
Hasta luego.